こんにちは。ライターKです。
家にあるものの汚れ落とし実践編、今回はプログラマーUさんが持参したコーヒードリッパー&サーバーです。
遠目からはそれほどの汚れではなさそうですが…
近くで見ると汚れが目立ちますね。
まずはUさんに、聞いてみました。
このコーヒードリッパー&サーバーは、どのくらい使っていますか?
プログラマ U「「はっきり覚えていませんが、10年〜12年くらい前に購入。以来、1日に2~3回、毎日使っています。
ふだんはざっと水洗いのみで、時々石けん百貨の液体石けん+スポンジで洗います」
うちにもコーヒーメーカーはありますが、確かにふだんは水洗い程度。
汚れの種類に応じて浸け置きを
では、このコーヒーメーカーについた汚れを落とすには、どうしましょうか。
店長「これは、そんなひどい汚れでもないですし、お湯に溶かした過炭酸ナトリウムに浸け置きしましょう。
ガラス製のサーバーは、少しウロコ状の汚れが付いているので、こちらはクエン酸で浸け置きに」
コーヒードリッパー用:用意するもの:
- 過炭酸ナトリウム … これが汚れを落とします
- 浸け置き用の容器 … できればフタがあるもの(冷めにくくするため)
- 40~50℃のお湯
コーヒーサーバー用:用意するもの:
- クエン酸
- 浸け置き用の容器
- 水(お湯でもOK)
過炭酸ナトリウムの浸け置き液、今回は、もう1つ浸け置きするものもあるので(これについては次回ご紹介)、少し大きめのバケツを使います。
[過炭酸ナトリウムの浸け置き液 基本の分量(比率)]
- 過炭酸ナトリウム 10g(15cc:大さじ1杯)
- お湯 2ℓ
まずは容器にお湯を入れ、過炭酸ナトリウムを入れて、コーヒードリッパーを浸けます。
店長「お湯が冷めにくいように、できれば容器にふたがあるといいですよ」
ということで、フタをします。
今回割愛となった、フライパンの持ち手が飛び出していますが気にしないでください!
一方のコーヒーサーバーの浸け置き液、
[クエン酸の浸け置き液 基本の分量(比率)]
- クエン酸 5cc:小さじ1/2
- 水 500cc
水4ℓ+クエン酸小さじ4杯(20cc)で用意しました。
「今日はクエン酸を早く溶かすためにお湯を使っていますが、こちらは水でかまいません。お玉や箸を使って混ぜて、しっかりクエン酸を溶かしましょう」
仕上げは、スポンジとスチールたわしで
さて、1時間たちました。
汚れは落ちたでしょうか?
ドリッパーの隙間に汚れが残っているので、スポンジで軽くこすります。
ちょっとこするだけで、すぐに汚れが落ちます。
ただ、ガラスのサーバーのほうは、水滴跡のような汚れがまだ残っているのもあり、もう少し浸け置き続行。
ついでにドリッパーも、さらに漬け置きします。
2時間半経過。
ドリッパー部分は、かなりキレイになりました。
サーバーのほうは、仕上げにスチールたわしでゴシゴシ。
今度はいかがでしょうか?
うろこのようにうっすらついていた汚れが、かなり取れました。
これなら合格!ではないでしょうか。
プログラマ U「キレイになりましたね!
日々使っていると、その状態に慣れてくるので、実は特に汚いとか、そんなに感じなくなっていました。
ですが、今回のように本腰を入れて洗ったら、やっぱりキレイになるんだな、と改めて思いました。
透明感が感じられて、本当に気持ちいいです」
最後に店長、浸け置きでの汚れ落としのアドバイスなどあれば、お願いします。
「ひどい汚れ具合の時は、過炭酸ナトリウムの量を、少し多めにしてもいいかもしれません。
今回のように、浸け置き用の容器が少し大きければ、コンロのごとくなど、他のものも一緒に浸け置きすると、一度にキレイになりますよ。
ただし、アルミ製品は腐食が起きるので使わないで下さいね。
あと、木製品にもちょっと注意が必要かも。
自然の木の色が白く抜けてしまうことがあるので……大事にしたい製品には使わないほうが無難でしょうね」
「それからクエン酸は、ウロコのような水垢汚れにおススメです。
クエン酸商品ページにも、使い方を載せていますので、参考にしてくださいね」
以上、キッチンの汚れ落としの実践、2回目でした。