それ、本当に無添加石けん??
石けんを購入する際は「無添加」だけの文字だけでなく、石鹸を示す表示以外に記載されてるものは何かをよく確認することが大切です。
実は、「無添加」に 明確な基準はありません。中には合成香料を添加していないだけで 「無添加」と謳っている商品も。 では、無添加石けんって どうやったら分かるのでしょうか。
石けん選びの際は原材料に着目しましょう!
「無添加石けん」は 原材料が純石けんのみで出来ています。
無添加石けんかどうかは成分表示で確認できるので、成分表示の例をいくつか紹介します。
【浴用、洗顔用の場合の表示例】
・石ケン素地
・カリ石ケン素地
・脂肪酸名+水酸化カリウム
・脂肪酸名+水酸化カリウム
【家事用の場合】
・純石けん分
(〇%、脂肪酸ナトリウム)
・純石けん分
(〇%、脂肪酸カリウム)
※「〇%」には数字が入ります
例:99%、30%など
こんな商品にはちょっと注意!
紹介した表示以外の成分が使われているのに「無添加石けん」と謳われているもの。
例えば、防腐剤や着色料が添加されていないだけで「無添加」と表示をしている場合も!
ちなみに、無添加だから必ずしも良いというわけでもありません。
石けん百貨の商品の場合は?
◎天然ハーブの洗顔せっけん
≪成分≫
オレンジ&ラベンダー:石ケン素地、ラベンダー油、オレンジ果皮油
レモン&ミント:石ケン素地、レモン油、ペパーミント油
自然な香りで洗う度に心からリラックスして頂けるような石けんを目指し、無添加の石けんに精油を添加しています。
◎油汚れに強い台所用石けん
≪成分≫
純石けん分(28%、脂肪酸カリウム)、セスキ炭酸ナトリウム、グリセリン
手肌にやさしいセスキ炭酸ソーダを配合することで、油汚れに対する洗浄力を高めています。
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成分表示を見て、自分に合うものを選ぶことが大切です。何が添加されているのかを見極めましょう!
無添加だから良いというわけではなく、石けん以外の表示があったら添加されている成分が自分にとって必要かどうか?を考えることが大切です。
例えば・・・
× 防腐剤
× 着色料
〇 保湿成分
是非、石けんを選ぶ際にお役立てくださいね。